書記長によりますと、組織のスリム化、各レベルの行政単位の再編成は、単に行政区域の境界線を調整する問題だけではなく、経済空間の調整でもあります。分業・分権の調整、経済資源の配分と組み合わせの調整でもあります。
書記長は、各機関に対し、政治報告書を引き続き見直し、修正し、完成させ、行動性、文書性、実現可能性を確保するよう求めました。同時に、各章、各部分、各項目の間のバランスと調和を確保し、「一字一句を大切にする」必要があります。政治報告書は、真に「石碑」であり、今後の国の発展を導く灯台でなければなりません。
党のトップはまた、今後のベトナムの「新しい成長モデル」の内容、特に迅速かつ持続可能な発展のための基本的な要素を強調し、明確にするための研究を継続するよう求めました。
各経済主体の役割を正しく特定し、民間経済の役割をGDP成長、労働生産性向上、雇用創出のための最も重要な原動力として強調します。
今後の二桁成長の目標を達成するためには、インフラと人材の早期準備が非常に重要です。その中でも、人材育成、特に教育・訓練分野における強力な革新が重要な役割を果たします。ベトナム人の潜在能力は「世界のどの民族にも劣らない」ため、この潜在能力を最大限に発揮することが、国の力強い発展の鍵となります。
書記長は、報告書草案において、科学技術開発、デジタルトランスフォーメーションに関する内容を見直し、より深く掘り下げ、国家運営から経済発展、国防・安全保障の確保、社会問題の解決まで、社会生活のあらゆる分野に浸透させる必要があると求めました。
政治局の決議第57号は、この問題を非常に明確に言及しており、これを「現代的な生産力を急速に発展させ、生産関係を完成させ、国家運営の方法を革新し、経済社会を発展させ、取り残される危険を防ぎ、国を新たな時代において飛躍的に発展させ、豊かにするための主要な原動力」と定めています。
書記長は、各機関に対し、経済発展と文化・社会の発展とのバランスを確保するために内容を引き続き見直し、最終的な目標は国民の物質的・精神的生活を向上させ、より良く満たすことであり、社会主義の優位性を明確に示すこと、具体的な方針を数値化して国民が目で見て評価できるように研究を継続することを提案しました。
関係機関は、ベトナムに影響を与える世界および地域の情勢の新たな展開を引き続き分析、予測、補足し、国防、安全保障、外交における成果を更新し、今後の段階における見解と方向性を定める必要があります。
書記長は、常任小委員会と編集チームに対し、規約小委員会と連携して、今後の段階における党建設に関する見解と方針を補足・完成させ、この歴史的段階における党の特別な役割と使命に見合うものにするよう求めました。
書記長は、党は常に先駆的な立場にあり、ベトナム革命の船を豊かな繁栄という目標に導く舵取り役でなければならないと強調しました。ホー・チ・ミン主席の言葉「我が党は道徳であり、文明である」を実現するための内容を補足するための研究を継続します。党は、今後の段階における革命事業の非常に高い要求に応えるために、常に自らを完成させ、自らを清浄にし、自らの本領と知恵を高めなければなりません。
